北川象牙店 アイボリーアクセサリーコレクションより
日本象牙彫刻秀作全集より
宝と七福神を乗せた船の絵を、一月二日の夜、枕の下に敷いて眠ると、吉夢を見るといわれる縁起の良いもの。 風を受けた帆は、着実な人生の歩みを示し、舵は方向を誤らぬ正確な位置を指す。 象牙という素材のまろやかな性質を十二分に生かした作品
恵比寿と大黒は商売繁盛をもたらすと古くから人々に親しまれている。 福々しさを満面にたたえたその姿は、見る者に和やかな幸福感を与えずにはおかない
趣のあるシンプルな形の香炉に、金とプラチナが豪華な山水画を織り成した。 象牙の肌理が、象嵌技術を際立たせる独創的な作品
香炉は、香をたく器であると同時に、香をたいて不浄を払い、身を清める ものとして、古くから知られている。行き届いた細工で、作品に格調高い 重厚感がある
古くから尊重された香をたく器を菊の花に準えてデザインした装飾具で、その形の 個性的な美しさに象牙の持ち味が生かされている
日本古来の伝統的な技法を縦横に駆使した見事な作品。 中国の古典を見るような図柄といい、白金、金などをふんだんに使った花生は豪華で 品格を備えている。 陶器にはない独特な深みがある
謡曲「高砂」からとった老夫婦の姿。老翁は熊手、老婆は箒をもち、「おまえ百(掃く)まで、わしゃ九十九まで(熊手)」と 仲睦まじく共白髪までと長寿を祝う縁起物。 二人の穏やかな表情に、長い間より添ってきた信頼と情愛が満ちている。