「インテリア」カテゴリーの記事一覧
象牙工芸:インテリア
2012年3月11日
宝船
日本象牙彫刻秀作全集より
宝と七福神を乗せた船の絵を、一月二日の夜、枕の下に敷いて眠ると、吉夢を見るといわれる縁起の良いもの。
風を受けた帆は、着実な人生の歩みを示し、舵は方向を誤らぬ正確な位置を指す。
象牙という素材のまろやかな性質を十二分に生かした作品
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2012年3月11日
恵比寿大黒
日本象牙彫刻秀作全集より
恵比寿と大黒は商売繁盛をもたらすと古くから人々に親しまれている。
福々しさを満面にたたえたその姿は、見る者に和やかな幸福感を与えずにはおかない
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2012年3月10日
龍頭香炉
日本象牙彫刻秀作全集より
香炉は、香をたく器であると同時に、香をたいて不浄を払い、身を清める
ものとして、古くから知られている。行き届いた細工で、作品に格調高い
重厚感がある
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2012年3月9日
花生(金蒔絵)
日本象牙彫刻秀作全集より
日本古来の伝統的な技法を縦横に駆使した見事な作品。
中国の古典を見るような図柄といい、白金、金などをふんだんに使った花生は豪華で
品格を備えている。
陶器にはない独特な深みがある
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2012年3月8日
高砂
日本象牙彫刻秀作全集より
謡曲「高砂」からとった老夫婦の姿。老翁は熊手、老婆は箒をもち、「おまえ百(掃く)まで、わしゃ九十九まで(熊手)」と
仲睦まじく共白髪までと長寿を祝う縁起物。
二人の穏やかな表情に、長い間より添ってきた信頼と情愛が満ちている。
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2012年3月7日
布袋
日本象牙彫刻秀作全集より
七福神のひとつ。弥勒(釈迦の弟子)の化身と言われた高僧で、世のために仏法を説き歩いたと伝えられ、
円満な風貌は寛容と平和の象徴である。なめらかな肌目は、いかにもやさしく暖かい。
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