「種の保存法」の改正が行われました
種の保存法の改正により、平成25年7月2日から
希少野生動植物種の違法取引に関する罰則が強化されました。
例として、違法な捕獲等、譲渡し等、輸出入の場合、
(個人)5年以下の懲役若しくは500万円以下の罰金
(法人)1億円以下の罰金
となりました。
第16回ワシントン条約締約国会議が開催されました
第16回ワシントン条約締約国会議がタイのバンコクで平成25年3月2日から14日まで開かれました。
日本象牙組合連合会から4名出席しました。主に中国・タイ向けの密猟、密輸出のことが話し合われました。
問題になったのは、原産国ではタンザニア・ケニア・ウガンダの3ヵ国、中継国はマレーシア・ベトナム・フィリピン、消費国はタイ・中国の計8ヵ国が批判の中心となりました。日本は象牙の管理体制がしっかりしていて評価されました。
「象牙の国際取引に関する意思決定メカニズム」は今回決まらずに、次回の第17回締約国会議に持ち越されました。
タンザニアとザンビアは今回ダウンリストの提案ができませんでした。
ケニアは「9ヵ年のモラトリアム(原産国からの輸出禁止)の延長」の提案を取り下げました。
(平成25年3月26日)
これからの象牙(サイテス国際会議)
サイテス事務局は、決議10.9の要件を満たすため、タンザニア連合共和国が第16回サイテス締約国会議(3月3日~14日、タイ、バンコク)での検討用として提出したアフリカ象を附属書ⅠからⅡへ移行させる提案に関し同国との間で緊密な連絡を取り合ってきましたが、ここにきて、タンザニアはサイテス事務局に対し同提案を取り下げる旨通知してきました。
~サイテス事務局ホームページより~
サイテス国際会議への派遣事業活動は、東京都庁を始め経済産業省のご協力のもとに行われています。
(平成25年1月21日)
COP16が来年春、タイで開催されます
COP16は平成25年3月3日~3月15日にタイで開催され、ザンビアかタンザニアがダウンリストの提案をすることが予想されます。日本への輸入が可能になるかもしれません。
サイテス国際会議への派遣事業およびアフリカゾウ原産国の資源調査派遣事業活動等は、東京都庁を始め経済産業省のご協力のもと行われています。
COP16に向けての常設委員会が夏に開かれました
ワシントン条約締約国会議(COP16)に向けてスイスのジュネーブで第62回常設委員会が
平成24年7月22日~7月29日に開かれました。
日本から東京象牙美術工芸協同組合員の代表も出席しました。