環境省自然環境局 のWebサイトに象牙に関するQ&Aが掲載されています。
象牙の扱いに関する現状を皆様にもお知らせしたいと思いますので、
少しずつご紹介いたします。

問 12 日本の合法な国内市場に海外で違法に得られた象牙が紛れ込み、「合法に得られた象牙」として国 内で取引されたり、さらに海外に流出したりする事例があるのでしょうか?

 ご指摘のような事実は確認されていません。

・問 11 の回答のとおり、そもそも、日本では違法な象牙の密輸を厳格に取り締まっており、近年、象牙 の大規模な密輸入事例や密輸出事例は確認されていません。

・諸外国においても、近年、我が国を仕向地とする密猟由来の象牙の密輸が摘発された事例もありませ ん。

・問7の回答のとおり、密猟象牙を我が国に密輸入するインセンティブも低いと考えられます。

・また全形牙の登録制度において、2019 年 7 月から登録審査時に申請者に求める規制適用日以前に適法 に所有したという自己申告の裏付け証明について、「第三者の証言」のみでは登録を認めず、「第三者の 証言」及び「第三者の証言を裏付ける補強(放射性炭素年代測定法による年代測定結果等の客観的に証 明できる書類)」を求めることとし、違法な全形牙が合法市場に入り込むことはますます困難になった 状況です。

・以上より、日本に違法に輸入された象牙を、合法的に輸入されたものと偽装して国内市場に紛れ込ませ たり、合法化した上であえて再度密輸出したりするために、日本の国内市場がいわゆる「ロンダリン グ」の場として使用されているという事実はないと考えます。

・なお、アフリカゾウがワシントン条約の適用を受ける前(1975 年以前)に取得された象牙及び象牙製 品であっても、それを日本から輸出するためには、輸出許可を得ることが必要です。この輸出許可は、 合法に取得されたものであることを前提とした上で、その取得時期について厳格に審査された上で発 給されています。この許可を取得して日本から再輸出されたアフリカゾウの象牙(全形牙)は、1990 年から 2018 年までの期間において、わずか 17 本にとどまっています。(この輸出の許可は国内におけ る象牙の管理制度と直接的な関係はなく、輸出許可の審査が行われています。)

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環境省自然環境局Webサイト